「天晴」塾~大学受験国語~

難関大学を中心に国語の入試問題を解説します

2024年度共通テストにむけて

こんにちわ。「天晴」塾のBackbeat-akaです。

冬期講習の準備に忙殺されていて、長らく更新が滞っていました。

いよいよ今週末(1/13.14)に共通テストが迫ってきました。

直前でどれだけの人に見てもらえるかわかりませんが、簡単なアドバイスをします。

1,試験当日は寝不足で当然

 すでに皆さんは朝型の生活にシフトしていると思いますが(寝る前にスマホを見ている人は皆無のはず)、試験前日は緊張してなかなか寝つけず、睡眠不足で当日を迎えることもあるでしょう。

 でも心配不要です。それが「受験生」なのですから、焦る必要はありません。そういうことも含めて、「これが私」と前向きに考えてください。大半の受験生は寝不足に決まっています。

 ただ、試験開始の3時間前には起床しているということと、1日目の国語(13時~)では、多少緊張がほぐれて眠くなる可能性があるので注意が必要です。

2,できる問題から取り組み、確実に得点する。

 たとえば、国語の問一の漢字と語句の意味の問題は、長考すると思ったらすぐに後回しにしてください。できなくでも2点減点だけだから、と割り切りましょう。古文単語や漢文の語彙問題も同様です。大切なのは動揺しないことです。

3,国語はできれば古文・漢文からスタート

 知識である程度勝負できる古文・漢文から解き始めるのが賢明です。リード文、脚注、設問をざっと眺めて情報を仕入れてから問題文を読み始めて下さい。古文単語・語彙・助動詞の知識は直前まで仕入れましょう。

4,前日まで新しい問題に取り組む

 試験で得点できる人というのは、脳のアーカイブに仕舞われている情報を瞬時に取り出すことができる人のことです。従って、試験直前まで知識や情報(解法)を脳から出し入れしている方がいいのです。まだまだガンガン問題演習に取り組んでください。

 できなかった問題はすかさず参考書等で確認して、知識の補充を行います。そして、いつものルーティンを保持したまま試験に突入するのです。「いつもどおり」と思えれば最高だし、新傾向の問題が出てもウエルカムで受け入れ、動揺しないことです。

 

 以上、簡単にアドバイスしました。私が生徒にいつも言っていることですが、スポーツの大会と異なり、入試というのは120%の力を発揮することはできません。80%の出来で上等だ、くらいの気持ちでいてください。実際、そうなので。