こんにちは。大学受験塾「天晴」代表のbackbeat-akaです。
前回に引き続き、2024年度東大の古典の解説を掲載します。
昨年、東大の古典は易化したのではないか(特に古文)と思いましたが、
今回も古文に関しては同様の感想を持ちました。
「讃岐典侍日記」というメジャーな題材にはびっくりしました。
やはり有名古典についての予備知識、リテラシーは必須だということが改めてわかりました。
東大の問題を解くのに必要な力は、基本的な文法力、語彙力、句法理解力であることはよく言われることなのですが、東大の問題はこれらの知識の組み合わせの出題が圧倒的に多いということです。
(東大の募集要項に書いてある、「自らの体験に基づいた主体的な国語の運用能力」「各分野の知識を関連づけて理解する能力」のことです。)
なにはともあれ、お試し下さい。そして東大の問題を解くのに必要な思考のプロセス(H・O先生の言を借りれば「頭の働かせ方」)を会得して下さい。