「天晴」塾~大学受験国語~

主に国立難関大学の国語の入試問題を解説します

2024年度 早稲田大学法学部 国語(一)(二)古典 解答解説

 こんにちは。大学受験「天晴」塾代表のbackbeat-akaです。

 今回は2024年度早稲田・法の古典部分(一)(二)の解説を掲載しました。

 現代文も掲載しようと思いましたが、分量が多いので別の機会に掲載します。

 早稲田の国語は、法学部が一番難しいと思います。(現代文は文学部も難しい。)

 ただ、古典の問題は全て選択問題なので、選択肢がヒントになります。

 設問の傍線部をつなげて読んでいくと、本文の主旨となるテーマが見えてきます。

 早稲田においても、共通テストや東大、京大と同様に、最初にリード文、注、設問に目を通して情報をつかんでから本文を読みましょう。

 早稲田法学部の古文で注意することは、

 ①単語や文法的意味と、文脈が連動した問題が多い。

 ②設問の選択肢に目を通しながら文意をざっと掴み、最後まで本文を読んでから解答

  した方がいい。

  (共通テストの選択肢は文が長いので、この方法はやらない方が良いです。)

 早稲田法学部の漢文で注意することは、①②の他に、

 ③漢文という教科は、中国語ではなく、「国語」としてとらえる。

 →これは全ての漢文入試に当てはまります。傍線部の単語の意味を「語彙」としてと

  らえるのではなく、文脈や換言(言い換え)の観点からとらえるのです。

  ここが、古文や英語の語句問題と異なるところです。

  傍線部だけで解決しようとしないことが大切です。

 

  それでは、どうぞ。2つとも面白い文章です。

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