「天晴」塾~大学受験国語~

主に国立難関大学の国語の入試問題を解説します

2024年度 京都大学国語第1問 解答解説

 こんにちは。大学受験「天晴」代表のbackbeat-akaです。

 2024年度京大第1問の解答解説をお届けします。

 京都大学の現代文は、毎回、解答要素となる本文の範囲が狭いのに、解答の記述量がべらぼうに多い、というのが特徴です。

 解答欄は3行(1行25字くらい)~5行ですから、75字~125字くらいの解答を作成しなくてはなりません。

 第1問でいえば、解答時間を40分と設定した場合、問1~問5までを、概ね6分~7分で解答しなくてはならず、共通テスト並みの(それ以上かも)スピードが要求されます。

 従って、早い段階からの入念なトレーニングが必要です。過去問題対策は必須です。

 

 さて、2024年度の第1問は、全般的には2023年度の第1問(演劇の話)より難化したと思います。(大手予備校は例年並みとの評価でした。)

 例年以上に本文の解答の根拠となす部分が狭く、受験生は何を書いていいのか戸惑ったと思います。

 この記事が参考になれば幸いです。

 

本文マーキング①

本文マーキング②

backbeat.hatenablog.com